圧倒的1番人気ファンディーナ。強かったですね。

京都の爆発力が特筆すべきものでしたが、春の牝馬クラシックはまぁいい勝負にはなると思います。
ただ何点か気になる事はありましたね。

それはブログ後半で。

今年のチューリップ賞
31
http://klan.jp/r20170602081101よりお借りしています。


 

例年どおりというか、最初ゆったり入って中盤ゆるんでラスト3F気味のレース。
3Fづつの区切りで言えば
スプリングS 36.4−35.7−36.3 1.48.4
フラワーC 36.5−36.9−35.3 1.48.7 

中盤がゆるんだけれど、楽々と帳尻合わせるくらいの末脚を使ってしまった。

楽々

という表現がぴったり 笑
二着のシーズララバイが1分49秒5ですからね、図抜けていてさらに楽勝だった。


ファンディーナはスタートからもうスピードの違いで先行して行きたがるような素振りを見せていました。馬体重500㌔あって瞬発力を秘めている馬。ディープブリランテなんかなんとなくそんなイメージですが、基本的に静から動へ移行するタイミングって力が必要なんですよね。

スピード能力は秘めていてもスタートが早いわけではないと思っています。
スタートといっても最初の1F未満であれば、出るタイミングもあるのであまり関係ないのですが、これを説明すると

同じ性能の自転車二台それぞれA,Bとして、同じスタートラインで一斉に飛び出し、100m先のゴールを目掛けて走ります。Aの方が0.5秒先に到着しました。
その差は?

と考えたら簡単な話しですよね。
道路の有利不利なかったら、乗りての漕ぐちからと、瞬発力が影響しますよね。

このAとBの差0.5は同じギアで競走していたとして、さらに差を生み出すのであればAのギアを一つ重いギアにあげる。

同じ人間が9段ギアと5段ギアで漕ぎ始めたら9段ギアの方が漕ぎ出しが重いので5段ギアの方が初速は早い。

でも9段ギアの方がスピードのってきた時の最速は早い。

なのでベストは9段ギアでも5段ギアにのっている時のような力加減でこぎだせる筋力があってスタートの初速が5段ギアと変わらない事。

こういう現象がファンディーナで起こっている事です。

この場合、ギアは馬の潜在的ポテンシャルであって、力は筋力。

ファンディーナは父ディープインパクトのポテンシャルがありながら、力が馬体重500㌔なのでそのポテンシャルを活かしきれる筋力が備わっている。

そんな風に思います。

他のディープ産駒が京都が得意なのはポテンシャルはあってみんあ7段〜9段のギアを持っているんだけど、父の影響で小さい馬が多い。
だから出だしはゆったりになりやすく、勢いがついてきて下り坂で勝手にギアが変わっていく。
そして坂という筋力が必要な要素がない為にベストパフォーマンスができる。

そんなイメージ。

ファンディーナはそんなところで強い。
そんなファンディーナですが、弱点というか気になる事が二点。

1つ目 中盤が早い展開で爆発力を発揮できるか
2つ目 距離延長でどうか

の2つ。

1つ目は、たぶんですが、大丈夫。この馬のポテンシャルであれば早くなる分にはいい。行きたがっていましたたので。

問題は今のところ2つ目かなと。

エイシンヒカリもですが、2000mまでは強いけどという感じになりそう。
早いラップで逃げ、先行して最後まで走れるかどうかは、馬のスピード値もそうですが、圧倒的に必要な要素が高い心肺機能。

エアーが肺に入って身体中に酸素を届けなかれば、馬は苦しくなって失速する。
長い距離こなせる馬は穏やかな気性で長距離に適した身体の作りをしている。

そこまでファンディーナが特別な長距離ランナーになる必要はないけれど、2400mの距離延長がどうかという所はあります。

なので、春二冠でいえばタイプ的には桜花賞タイプ。こなせそう。
だけれど、オークスは折り合いにどれだけ進展があるか。

が問題になりそう。